パールジュエリーを長くご愛用いただくために

こんにちは。オンラインストア担当の荒瀬です。

パールといえば、その無垢で有機的な美しさをもつ宝石。しかしその美しさの一方で、「デリケートで取り扱いが難しい」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。手指消毒をしたり、汗をかいたり、確かに気を遣うこともあります。

しかし、そのデリケートな特性以上に、パールを身に着けることで得られる高揚感は何物にも代えがたいものです。せっかくhumのパールジュエリーを選んでいただいたからには、デイリーに身に着けていただきたいと思っています。

※注:パールのコレクションは現在生産を終了しています。

 

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①変質・変色を防ぐ

パールは、貝から採れる有機物。それゆえ、酸や油分、化学物質に非常に弱い性質をもっています。それらが触れたまま放置してしまうと変色や光沢が失われる原因になりますし、紫外線や熱などの環境も品質に影響します。

<注意が必要なもの>
・汗や皮脂
・アルコール
・酢・ジュース・果物の汁などの食品
・漂白剤、食器用洗剤、石鹸等の洗剤
・日焼け止め、香水、マニキュア、除光液、ヘアスプレー等の化粧品
・温泉、プール

<環境>
・紫外線、熱、強い光
・高温多湿
・過度の乾燥

たとえばピアスの場合には、ヘアセットなどの身支度を済ませた後に身に着けることをおすすめします。

 

②傷をつけない

パールは比較的柔らかい宝石です。机の角にぶつけたり、落とした先に固く尖ったものがあったりと、固いもので引っ掻くことにより傷つく恐れがあります。

 

③お手入れ

注意が必要な要素はたくさんありますが、そうは言っても身に着ける上では汗・皮脂汚れなどが付着することは避けられませんし、季節によっては強い紫外線に当たることもあります。

そのため、着用した際はその日のうちにお手入れをすることが大切です。お手入れは、柔らかく乾いた布で丁寧に拭くだけでOK!パール用クロスも市販されていますので、お持ちでない方は検索してみてください。

尚、万一汚れや変色が起こった場合には、水洗い、洗剤の使用、超音波洗浄等の自己流のお手入れは避け、購入店舗までご相談くださいませ。

 

④保管

身に着けている時・お手入れ以外にも、保管方法もパールを美しく保つための重要なポイントです。

前述のようにパールは柔らかい宝石のため、ジュエリーポーチ・ボックスに他のジュエリーと一緒くたに入れると、ジュエリー同士がぶつかったり擦れたりしてパールが傷つく恐れがあります。身に着けない時には、仕切りのあるBOXや袋に入れて、固い金属や宝石と一緒にならないよう保管してください。

また、直射日光、高温多湿、極端に乾燥する場所での保管は避けましょう。

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人類最古の宝石で、永遠の定番として親しまれるパール。幾重にも重なった真珠層は、複雑かつ美しい色と光沢を放ちます。

そんなありのままの姿で完璧な美しさを誇るパールをデイリーに纏えるよう作り上げたhumのパールコレクション。お取り扱いに多少の配慮が必要なことは否定できませんが、神経質になりすぎることなく、たくさん使っていただければ嬉しいです。