ブレスレットのサイズ表記と選び方
こんにちは。オンラインストア担当の荒瀬です。
3月に入り、春の心地よい陽気を感じられるようになってきました。服装も徐々に軽やかになり、季節に合わせたジュエリーのスタイリングを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。これから夏にかけては、特にブレスレットをご検討いただく方が増えてきます。
humオフィシャルサイト”Journal”「個性を引き立てるブレスレットの着け方」では、ブレスレットの多様な楽しみ方をご提案しています。
記事の中にもあるように、humはブレスレットのバリエーションが豊富。ご自身のなりたいイメージに重ね合わせて選んだり、意外性のあるデザインに挑戦してみたりと、普段のスタイルにブレスレットを取り入れることで、ジュエリーの楽しみがより一層広がります。
さて、そんな豊富なバリエーションの中からブレスレットを選ぶ際に、デザインとともに皆様が悩まれるのがサイズです。オンラインストアでは、
「ずっと身に着けていたいのだけれど、どのサイズがいいですか?」
「今愛用しているブレスレットが○○cmの場合、humではどのサイズが適切ですか?」
といったご質問も頂戴します。
そこで本日は、humのブレスレットのサイズ表記とその考え方、サイズの選び方についてご説明してまいります。
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humのブレスレットは、大きく3つに分類できます。
3. 華奢なチェーンブレスレット
現在humで展開しているブレスレットのほとんどはボリュームタイプのチェーンブレスレットです。hum独自のサイズ表記をしており、特に悩まれる方が多いため、今回はこちらをピックアップしてご説明します。
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このタイプのブレスレットは、平置きでの全長やチェーンのコマの数ではなく、着用時を想定し、腕に巻いて円形になったときの内周をサイズの基準にしています。
実際にブレスレットを制作する際、サイズの確認に使用されるのは、こちらの“木芯”と呼ばれる道具。
一度ブレスレットを組んだ後にこの木芯に通してサイズを確認し、コマの増減や組み合わせを変更したり、コマの形を少しずつ変えたりして、サイズ毎のラインに最も近づくよう調整していきます。
※画像のような誤差は許容範囲となります。細かな長さのご指定はお受けいたしかねますのでご了承ください。
例えばこちらの3本は、全てHumete Chain Braceletの2Sサイズです。
上:et-BR64s(細)
中:et-BR64s(細)
下:et-BR65m(太)
木芯で計測すると全て2Sサイズになりますが、同じチェーンでも全長・コマ数に差があったり、チェーンの太さの違いよっても全長が変わることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ご存知のように、全て自社アトリエで職人の手によって制作されているhumのジュエリー。組み上げる・磨く・燻して風合いを出す、といった全ての工程が手作業です。だからこそ、すべての商品を全く同じよう作ることはできません。オーダーをいただいてから、1点1点丁寧に制作しお届けしておりますので、その点も含めご理解いただけましたら幸いです。
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それでは最後に、ブレスレットのサイズの選び方を改めてご紹介します。
①腕回りのサイズを計測します。
②ご自身の腕回り+1~2cmにあたるサイズを確認します(humでは腕周りプラス1〜2cmを適正サイズとしておすすめしています。)
<hum ブレスレットサイズ表>
3S:内周 約15cm
2S:内周 約16cm
S:内周 約17cm
M:内周 約18cm
L:内周 約19cm
+1cm:ジャストで着用したい方。着けっぱなしにしたい、日常動作の邪魔にならないサイズが良いという方。ジャストサイズすぎると着用する際にフックを嵌めることが難しくなるので注意が必要です。
+2cm:ゆったりと着用したい方。ブレスレットが肌に密着する感覚が苦手な方。大きすぎるサイズはブレスレットを物に引っ掛ける原因になります。
ちなみに、腕回り14cm強の私は、3Sもしくは2Sサイズがちょうどよいと感じ、ブレスレットのデザインや着けたいイメージによって選ぶサイズを変えています。
Humete Chain Bracelet(Item number:et-BR64s)の着用写真で比較してみましょう。
左:3S / 右:2S
写真から読み取るのは難しいほど微妙な違いですが、3S(左)は手首にフィットし、スポーティー・マニッシュな印象に。一方、2S(右)では垂れ感があり、余裕や抜け感を演出できます。
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いかがでしたでしょうか。
独自のサイズ表記と、ハンドメイドだからこそ起こりうる個体差。お選びいただく皆様にはご不安な点もあるかと思いますが、そんな時はぜひお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、お客様に最適なサイズが見つかるよう、誠意をもって対応させていただきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。