Styling Sample - Humete Mix Pave Ring -
こんにちは、オンラインストア担当の荒瀬です。
今週は、Humete Mix Pave Ringのスタッフスタイリングをご紹介いたします。
プラチナの加工が可能になる19世紀末まで、シルバーはダイヤモンドを美しくセッティングする貴重な金属として重宝されていました。そんな当時のシルバーのイメージに着目し、繊細なダイヤモンドやゴールドと組み合わせた“エレガントなシルバージュエリー”。燻したシルバーのプレートにダイヤモンドがパヴェセッティングされたデザインには、シルバー特有の質感・ボリュームとダイヤモンドの洗練された気品、”大胆さと繊細さ”という相反する要素が共存しています。
今回は、普段からHumete Mix Pave Ringを愛用しているスタッフ2名に、このリングを選んだ理由やスタイリングのポイントを聞きました。一見大胆で印象の強いリングですが、それぞれの個性や感性が光る着けこなしにご注目ください。
Styling Sample - hum JINGUMAE atelier&shop 馬原 -
Q.Humete Mix Pave Ringを選んだ理由を教えてください。
「第一印象でパッと目を惹くようなインパクトのあるリングが欲しくて、このリングが発売されて早々にオーダーしました。”1本でもスタイリングが完成するデザイン”をテーマに、他のリングも候補に入れて検討したのですが、惹きつけられる華やかさ、着け心地、そしてシルバーに贅沢にダイヤモンドが留まっている"素材の異質さ"に魅力を感じました。ダイヤモンドはローズカットなので、パヴェセッティングされていても柔らかなニュアンスです。私の手は間節までのリーチが長く、また9号というサイズを踏まえると、大きい方のプレートが最適でした。
当時は中指に1本で着用するイメージでオーダーしましたが、6~7年使用していると、やはり変化が欲しくなるもの。そこで、最近は薬指に着用しています。もともとは中指に合わせてオーダーしたリングなので、5号の薬指ではサイズが大きくて手元で動いてしますが、上からストッパーの役割も果たせるリングを重ねることで、それを防いでいます。デザインは、同じテイストのチェーンリング。”プレートのチェーンリング×チェーンリング”という新しいスタイルで、更にボリュームも出しています。最近は専らこの着け方ばかり。こうして振り返ると、人差し指・中指・薬指とオールマイティーに使えますね。
オーダー当時は、今後のコーディネート計画を見据えてすっきりとした見た目にさせたかったので、サイドパーツも含めて全てシルバーの仕様にしました。しかし年月を経て、現在は年齢的にも重厚感が欲しいとも思うようになったので、作り替えではなく、K18ゴールドのリングを重ねることでシルバー特有のカジュアルさを飛ばしています。」
Q.今の気分でスタイリングをアレンジするなら?
「REFINE METAL Collection(Item Number:RF2020-BR3)とTHE SYMBOL OF REFINED METAL(Item Number:RF2021-BR11)のブレスレットを、手持ちのブレスレット3本に着け足した”はちゃめちゃスタイリング”です。
リングは2本ともダイヤモンドがふんだんにセッティングされていて主張が強いので、地金の質感が際立つREFINE METAL Collectionのブレスレットを2本足して、計5本のブレスレットを腕元に。リングに負けない存在感でバランスをとりました。また、ピンクゴールド・グリーンゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールド・シルバーと、異なる5種類の地金をMIX。チェーンのデザインやコマの大きさ、ボリューム感を全て見極めてレイヤードしています。」
Styling Sample - hum HANKYU UMEDA 大谷 -
※荒瀬が代理で着用しています
Q.Humete Mix Pave Ringを選んだ理由を教えてください。
「humに入社する以前からこちらのリングの存在は知っていて、いいなと思っていました。当時はダイヤモンドの留まっていないプレーンタイプのものしか見たことがなかったのですが、その後humに入社して、ダイヤモンドパヴェのデザインがあることを知ったんです。そして、グレーダイヤモンドに一目惚れ。グレーダイヤモンドをメインに使用しているジュエリーは他にあまりなくて珍しいと思ったし、色味の渋さが私の好みド直球でした。プレートのサイズは2種類ありますが、私は手が大きく、指の関節の間も長いので、バランスを見て大きい方(et-R69)を選びました。
スタイリングの際は、シルバーとグレーダイヤモンドが醸し出す特有の渋さ・メンズライクな雰囲気を崩さないように、リング自体の強さを前面に出すことを意識しています。
実際に着用していて感じる個人的なおすすめポイントもあるので紹介させてください。まずは、抜け感です。第一印象では正面のプレートが”ドン!”と目に飛び込んでくるのですが、サイドパーツの空間によって抜け感が出て、見た目よりも重苦しくならないんです。浮腫みによるサイズの変化にも対応してくれます。もう一つは、着け心地。ウデ(掌側に来るパーツ)が細く湾曲してるので、リングをたくさん着ける際にも隣のリングに干渉せず、邪魔に感じることがありません。プレートデザインのリングでここまでウデが細身なものは、他にあまりないのではないでしょうか。」
Q.今の気分でスタイリングをアレンジするなら?
「Humete Mix Pave Ringにhumete Combination Collectionのリング(Item Number:et-R136)を重ね、腕回りは私物のHumete Chain Bracelet(Item Number:et-BR64s)に、次回のオーダー候補にしているREFINE METAL Collectionのブレスレット(Item Number:RF2020-BR2)を重ねました。
もともと1本でも目を惹くHumete Mix Pave Ringですが、もう一癖パンチを加えながらも上品さも出したくて、ブラックメッキのフルエタニティリングをプラス。ただ、フルエタニティ1本だけだとボリュームが足りないので、2連になっているデザインを選び、さらにHumete Chain Braceletともグリーンゴールドの素材をリンクさせました。こうすることで、強いアイテムばかりを手元に集めてもまとまり感を演出できます。
以前もお話したように、とにかくチェーンが好きなので、私の代名詞である”チェーン重ね着け”は譲れませんでした(笑)。一見チェーンばかりのように見えますが、そこにリングの直線をプラスすることでリズムとバランスを整えています。」
いかがでしたか。
こんな風に着けたいというイメージやお手持ちのジュエリーとのバランスなど、お気軽にスタッフにご相談ください。
今週もお読みいただきありがとうございました。