ONE OFF COLLECTIONのご紹介

こんにちは、オンラインストア担当の荒瀬です。

今週は、オンランストアで販売中の一点物のリングについて、改めてご紹介していきます。

humではこれまで、一点物の「ONE OFF COLLECTION」を度々発売してきました。

仕入れの際にhumの琴線に触れストックされていた宝石や、humのフィルターを通して選び抜かれた宝石が揃ったとき、そしてそれを作品として発表するための制作・販売環境など様々な条件が揃ったときに、不定期で発売しています。

ダイヤモンド、ルビー、サファイア、ベリル、オパールなど、これまでONE OFF COLLECTIONで取り扱った宝石はみな、色も形もひとつひとつ異なり、個性的な表情を見せてくれるものばかりでした。

そんな宝石の個性や特性に合わせて、1点ずつデザインされたジュエリーは、その時の状況でしか生み出すことができない、正真正銘の1点物です。

 

One off Corundum

 ルビーやサファイアを含む、鉱物名の「コランダム」。多くの人が想像するサファイアの青やルビーの赤とは異なり、淡い色調と透明感のある宝石なので、humでは敢えてコランダムと呼んでいます。こちらのリングにセッティングされたコランダムも、薄いグリーンとブラウンの中間色のような、深みと透明感を感じられる色合いが魅力です。

使用している地金は、純度の高いK22イエローゴールド。コランダムを優しく包み込み、色彩にコントラストを与えます。

 

One Off White Sapphire

ダイヤモンドとは明らかに違う柔らかな質感を感じ取ることができるホワイトサファイア。

原石の面影を残したこの宝石の輪郭に沿って、薄いプラチナ板を一つ一つ丁寧に打ち出した底面に、柔らかなK22イエローゴールドを包み込む様にセットし、“kundan”という技法を用いて制作されました。さらに、ホワイトサファイアの周りにはローズカットダイヤモンドをセッティングすることで、瑞々しく上品な輝きを纏います。

透き通った白さ、艶やかな輝き。ホワイトサファイアの繊細で優しい魅力を感じていただけます。

 

One Off Ruby

熱処理や含浸をされていない薄く淡い色味のルビーに、深く濃い色の魅力を持たせるため、One Off White Sapphireと同じ“kundan”技法を用いて制作されたリングです。一つ一つをプラチナの上に乗せ、輝きを確認しながら丁寧にルビーを選定しました。

こちらも地金はK22イエローゴールド。ルビー・ホワイトダイヤモンドとのコントラストが華やかな印象です。

“kundan”の技術を駆使することにより、宝石と金属の相乗効果が生まれ、淡い色味に輪郭と深い輝きが加わりました。

 

Brown Rosecut Diamond Ring

ブラウンカラーのローズカットダイヤモンドを使用したフルエタニティリング。色の濃淡やサイズが異なるダイヤモンドは表情豊かで、地層の成分から育まれた成長の軌跡すら感じさせます。

ダイヤモンドを囲む地金はK18ホワイトゴールドを使用しています。その落ち着いた色合いはブラウンダイヤモンドとの相性も良く、優しく肌に馴染みます。

 

いかがでしたか。

ONE OFF COLLECTIONが見せる表情豊かな美しさは、二つとして同じものはない特別なオーラを纏っている様に感じられます。

オリジナリティあふれる宝石を引き立てる為だけにデザインされたジュエリーは、既製品では表現できない雰囲気を放ち、身に纏う人の個性をそっと演出してくれます。

今週もお読みいただきありがとうございました。